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生後6か月までの「社会化期」で犬の性格はほとんどが決まります。

生後6か月までの「社会化期」に経験したできごとと、与えられた環境から学んだことで、おおよその犬の性格が決まります。これから子犬が生活していく「私たち人間の世界=社会」を教えてあげましょう。

人間から触られる刺激にならします

犬の社会化とは、子犬がこれから生きていく環境を知ることです。子犬の生後6か月までを社会化期といい、環境にならしていくことから「(じゅん)()期」とも呼ばれます。社会化期に重要なのは、子犬を人から触られる刺激と、人間社会にならすこと(環境馴致)です。

犬は体の末端部分(耳先、しっぽ、脚の先、鼻)がとても敏感です。人に触られることになれていない犬は、敏感な部分に触ろうとすると威嚇をします。これでは、ブラッシングなどの手入れをすることができません。

家に子犬がやってきたら適度に休ませて、疲れ具合を見ながら子犬の体に触ります(62ページ)。最初は首の下や耳のつけ根部分から始め、つめの先や脚のまわり、おなかなどを触ってみましょう。しっぽを一瞬だけ強くにぎってみるのもいいでしょう。

なでるときの手の出し方も工夫します。そっと下から手を差し出すこともあれば、顔の上からたたくくらいの勢いで手を出し、触る瞬間にやさしくするなどの方法も有効です。こうして、体を触る刺激になれさせていきます。

子犬の上手な撫で方

子犬をひざの上に抱いてなだめながら、脚の先や耳などの敏感な部分に触れます。

人間の手は、犬に害を与えないことを教えましょう。犬の顔の上からたたくくらいの勢いで手を出し、触る瞬間にゆっくり動かしてやさしくなでます。

人間の社会や環境を教えていきます

最初に犬が覚える社会はサークルの中ですが、徐々に家のリビングへと行動範囲が広がっていきます。外へ出るようになったら、歩いていける近所の公園から、車や電車で行く山や海へと行動範囲が変化します。子犬のときから、さまざまな環境に対応できる犬に育てましょう。子犬のときに、生活の中で生じる大きな音や、振動に耐えられる精神力をはぐくみます。

月齢2か月~3か月で予防接種が終了する前なら、抱っこして外の世界を見せるだけでも十分です。短い時間と少しの刺激を繰り返しましょう。はじめのうちは刺激におどろいていた子犬も、何度も経験することによって動じなくなります。犬が人間社会を好きになれるように、「飼い主といっしょならば外は安全だ」とやさしく教えましょう。

環境ごとによって異なるならし方

市街地や公園

基本の刺激です。適度な騒音と、家族以外の人やほかの犬の存在にならします。

大通り・幹線道路・工事現場

クラクションなどの大きな音や振動にならします。工事現場の金属音や、重機の低い音なども経験させます。

商店街

人ごみや街のざわめき、看板の光などにゆっくりとならします。

車・電車・バスなどの乗り物

乗り物の激しい振動や、音などになれさせます。犬と遠出するためにも必要です。