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狩猟本能と防衛本能を理解すれば問題行動を簡単に矯正できます

人間が問題だと思う「家の外から物音がするとほえる」「ものを持ち去る」といった犬の行動は、本能に基づいている場合が多いです。
犬の防衛本能と狩猟本能を理解して、問題行動の改善に役立てましょう。

犬には自分のテリトリーを守ろうとする防衛本能があります

●家の外から物音がするとほえる。
●来客やチャイムの音にほえる。
●家の外を人が通るとほえる。
●バッグやクレートに入っているとき、ほかの犬が近づくとほえる。

犬はテリトリー(縄張り)をもつ動物です。弱い犬であるほど、相手が行動に出る前に不安から威嚇を開始します。
この本能に基づく問題行動が「物音やチャイムにほえる」行為や、「家の外を人や犬が通るとほえる」行為です。

犬が落ち着くようにと、押入れや人が通らない廊下などにサークルを置いてはいけません。日常の生活の中で、人が「なにげなく」犬に触れる機会を減らすからです。

クレートが犬にとって最高のハウスだと考える人もいますが、テリトリー意識が強い犬の場合は、テリトリー意識をより強化してしまうおそれがあります。
犬の性格を見ながら、ハウスをクレートにするかサークルにするかを決めましょう。

犬が退屈だろうと、外が見える窓辺などにハウスを置いてはいけません。
犬はテリトリーを侵害する者に対して、ほえて威嚇します。犬の防衛本能を強化しないためにも、ハウスは外の景色が見えない場所に置きましょう。
このようなハウスは、犬のテリトリー意識を強化してしまうだけです。

トイプードルのルーツは猟犬

鳥猟犬だったスタンダード・プードルを小型化したトイ・プードルは、獲物を追う狩猟本能がとても旺盛です。

●スリッパや靴下などをくわえていって、秘密の場所に隠してしまう。
●ボールを投げるとよろこんで追いかけていくが、くわえて行ったまま飼い主にボールを返さないことがある。
●散歩中、落ち葉が風に吹かれて舞っていると追いかけてしまう。
●公園などにハトがいると、追いかけてつかまえようとする。

犬には、逃げる獲物を追って攻撃する狩猟本能があります。この本能に基づく問題行動が、スリッパをくわえて持ち去るなどです。
もっとも、飼い主が犬の獲物を取り上げても威嚇しないなら、さほど心配はいりません。
犬は飼い主のにおいがしみついたスリッパや靴下が大好きですし、犬が獲物を巣に持ち帰るのはごく当たり前の習性だからです。
犬がスリッパなどをくわえても、叱ってはいけません。飼い主に隠れて持っていくようになります。

また、犬がくわえているものを見つめながら取り上げてはいけません。
犬は、あなたも欲しがっているのだから、さぞいいものに違いないと考えて持ち逃げするようになります。
くわえたものを飼い主のところまで持ってきたら、おやつやオモチャなど、それ以上にいいものがもらえると教えましょう。
ボールを返さないときは、「モッテコイのしつけ」をします。
落ち葉やハトを追いかける犬には、「マテ」を繰り返すことが効果的です。

狩猟本能が旺盛なトイ・プードルは、ボール遊びが大好きです。「モッテコイのしつけ」で、ボールを取ったら確実に飼い主へ返す犬に育てましょう。
「呼び戻しのしつけ」を繰り返すのも効果的です。