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愛犬が7歳になったら食餌と体調にとくに気を配りましょう。

シニア・ドッグとは、人間の年齢で考えて「そろそろ中年?」と思う年齢の犬です。飼い主は、犬が心身ともに健康で長生きできるようにサポートする準備をしてください。

7歳からがシニア・ドッグの始まり

何歳からがシニア・ドッグかについては、犬種、遺伝、飼育条件などによって差があります。最近ではフィラリアやジステンパー(160ページ)などの予防法や治療法が確立し、栄養価を考えたプレミアムフード(52ページ)などの開発によって寿命が延びたので、シニア・ドッグとされる年齢も以前よりは高くなっています。トイ・プードルの場合は、7歳くらいからがシニア・ドッグの始まりと考えてください。

フードはシニア用に切り替える。

トイ・プードルはあごが小さくてかむ力も弱いので、シニア・ドッグになると歯周病など歯にトラブルをかかえる犬が多くなります。歯に疾患があると、ドッグフードを食べられなくなります。また、のどが渇く感覚が鈍くなって水を飲まなくなるので、脱水症状を起こすことがあります。慢性の病気にかかっている場合は、その病気に対応した処方食に食餌を切り替える必要があります。

若い犬と比較すると、タンパク質や脂肪の必要量は減り、炭水化物からカロリーを補給する割合が高くなります。ミネラルの必要量も減少しますが、ビタミンの必要量は増えます。高齢になると心臓や腎臓の疾患が増えるので、ナトリウムはひかえめにします。

このように必要とされる栄養量が若い犬とは異なるので、ドッグフードはシニア・ドッグ用に切り替えましょう。

犬が13歳以上になると、シニア期も後半に入ります。歯のトラブルは悪化しがちですし、水分補給の感覚がさらに鈍くなります。脂肪やタンパク質を減らし、消化がいいようにやわらかくした水分の多い食餌を与えましょう。自分から水を飲まなくなるので、食べものといっしょに水分を補給できるようにします。ドッグフードならお湯をかけて、おかゆのようにふやかしてから与えます。

歳をとるとともに病気が増えるので、それぞれの病気に対応する処方食に切り替える必要があります。糖尿病、心臓病、腎臓病、肝臓病、腫瘍、消化器病などに対応した食餌を処方できるので、かかりつけの動物病院に相談してください。また、心臓や脳の代謝を活発にするドコサへキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ガンや免疫増強に効果があるアガリクス、キチンキトサン、サメ軟骨、関節疾患に効果があるグルコサミン、コラーゲン、緑イ貝抽出エキス、各種ビタミン剤などのサプリメントも必要に応じて与えましょう。処方食やサプリメントは、獣医師の診断後に治療の補助として処方してもらいます。

さまざまなドッグフード・メーカーからシニア用のフードが販売されています。写真は、日本ヒルズ・コルゲートのサイエンス・ダイエットシニア用です。