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最近は犬の高齢化が進み、シニア・ドッグの老化に伴った病気がよく見られます。愛犬のために、犬の年齢に応じた注意を心がけ、病気について正しい知識をもって適切に対応しましょう。

歯の病気

歯周囲炎

歯の病気は老化とともに増加します。歯垢を放置すると歯石になります。歯石の蓄積は、歯肉が縮んだり骨を溶かしてしまう歯周囲炎を引き起こします。歯周囲炎になると歯が抜けたり、歯肉で増えた細菌のために菌血症になったりして、心職や腎臓の病気び原因になりやすいです。子犬の頃から歯みがき(132ページ)を習慣にして、歯の病気を予防しましょう。

目の病気

白内障

眼球の中には、レンズの役目のする水晶体があります。水晶体が白濁する病気を白内障といいます。発病すると水晶体が光を通さなくなるので、視力を失います。シニア・ドッグだけではなく、すべての年齢で発症します。詳しくは、171ページを見てください。

神経、耳の病気

前庭疾患

眼球が左右に動いたり、平衡感覚がおかしくなって歩行時にふらついたりします。難聴になります。治療はできますが、再発しやすい疾患です。

脊椎疾患

頸椎、胸椎、腰椎に椎間板疾患が発症して激しい痛みを伴います。絶対安静です。

心臓の病気

弁膜症

歳をとるにつれて弁膜が厚くなり、石灰沈着などで劣化します。左心房の障害では、セキ、呼吸困難が見られます。右心房の障害では、腹水や肝臓の肥大が見られます。薬物療法で改善します。動物病院からの処方食もあります。

泌尿器の病気

慢性腎不全

歳をとるにつれて腎臓の機能が低下します。タンパクやリン、塩分の摂取制限が必要になります。オシッコを濃縮できないために、薄い水のようなオシッコをします。また、水を多く飲んだりオシッコの回数が増える多飲多尿の症状が出ます。進行すると尿毒症になり、危険です。

尿失禁

5~8歳ぐらいに始まります。避妊手術をしたメスは、ホルモンの関係で発症しやすいです。尿路から細菌が感染した場合は、オス、メス問わず急な尿失禁を起こします。失禁の起こる時間をメモして、かかりつけの獣医師に相談しましょう。

生殖器の病気

前立腺の疾患

10歳以上のオスに見られます。前立腺が大きくなり腸や尿道を圧迫して、排便や排尿が困難になり、腫瘍ができたり、ガンになったりします。良性の場合は去勢手術をすると、立腺が小さくなります。

骨の病気

骨関節炎

関節軟骨の機能が低下して痛むので、歩き方がおかしくなります。肥満した犬は、体重が関節に負担をかけるので悪化します。適正な体重(159ページ)にしましょう。症状を改善するため、動物病院からの処方食もあります。

腫瘍

皮膚腫瘍

皮膚と皮下にある組織の腫瘍は全体の60%に達します。脂肪腫や肥満細胞腫、皮脂腺の腫瘍の順に多いです。脂肪腫は肥満のオスに多く見られる良性の腫瘍ですが、肥満細胞腫は悪性の腫瘍です。

鼻腔腫瘍、

鼻の内部にある鼻腔に腫瘍ができます。鼻汁、くしゃみ、鼻血などの症状が出て、徐々に進行します。発生率は高くないですが、90%が悪性腫瘍です。進行すると神経症状が出ます。くしゃみが続くときは、早めにかかりつけの獣医師に相談しましょう。

乳腺腫瘍

一番多い腫瘍です。6歳以上のメスが発症しやすいです。メスが最初の発情を迎える前に避妊手術(卵巣子宮摘出手術)をすれば90%は予防できるといわれています。

泌尿器・生殖器の腫瘍

シニア・ドッグは、膀胱、腎臓、オスの前立腺、メスの卵巣や子宮の腫瘍が多発します。泌尿器系は膀胱の腫瘍の発症率が高く、血尿、排尿障害、頻尿などの症状が出ます。生殖器系では、オスの精巣の腫瘍が多く見られます。